カシスとは
カシスとは
カシス(Blackcurrant/ブラックカラント)は、ヨーロッパで古くから親しまれてきた果実です。世界では年間約70万トンが生産されていますが、日本国内での栽培はごくわずかです。そのため、日本で流通しているカシス製品の多くは輸入原料から作られています。
生育環境
カシスは冷涼な気候で生育する果樹で、海外ではポーランドやリトアニアなどの東欧、ニュージーランドやカナダなどで、国内では青森や北海道などで栽培されています。田沢湖は夏でも夜は25度以下になる冷涼な気候で、冬は1mを超える積雪で氷点下10度以下になることも珍しくありません。カシスの栽培に適した環境です。
実の特徴と収穫
カシスはブルーベリーと同じくらいの大きさの実をつけます。5月中旬に咲いた花は6月には実を結び、中旬から少しずつ色づき始め、7月上旬に一斉に成熟します。収穫期間は約2週間で、それを過ぎると実を落とします。
使い方
カシスはブラックカラントの名の通り黒に近い実をつけます。絞るときれいな紫色の果汁になります。爽やかな酸味と特有の芳香はジュースやリキュール、カクテル、デザートなどに使われています。また、濃厚な風味のカシスソースはフランス料理やイタリア料理にも広く使われています。
成分
カシスにはアントシアニンやポリフェノールが豊富に含まれており、その深い色合いと豊かな風味は他の果実にはない魅力を持っています。カシスのアントシアニンは以下の4種類で構成されています。津之國屋のカシスピューレは果実をそのままピューレにしているため、4種類すべてが含まれています。
- デルフィニジン-3-ルチノシド(Delphinidin-3-rutinoside)
- シアニジン-3-ルチノシド(Cyanidin-3-rutinoside)
- デルフィニジン-3-グルコシド(Delphinidin-3-glucoside)
- シアニジン-3-グルコシド(Cyanidin-3-glucoside)
※津之國屋のカシスピューレのアントシアニン分析結果より