栽培について

田沢湖のほとりに広がる中山間地には、かつて多くの田畑がありました。しかし、時代の変化とともに耕作されなくなった農地も少なくありません。

私たちのカシス畑も、そうした土地との出会いから始まりました。

もともと農業の経験はなく、農機具の使い方も、カシスの育て方も分からない状態からのスタートでした。それでも地域の皆さんに教えていただきながら、一歩ずつ学び、畑づくりを続けてきました。

また、農業試験場や農業振興普及課、農業委員会など、多くの方々から助言をいただきながら栽培技術の向上に取り組んでいます。

現在栽培している農地は、すべて地域の方々からお借りしている大切な土地です。そのため、私たちは単に果実を育てるだけでなく、農地を次の世代へつないでいくという気持ちも大切にしています。

カシスは冷涼な気候を好む果樹です。田沢湖周辺の気候はカシス栽培に適しており、四季の変化の中でゆっくりと果実を実らせます。

排水の改善、土づくり、草刈り、剪定。日々の地道な作業を積み重ねながら、一粒一粒を丁寧に育てています。

この畑は私一人の力でできたものではありません。地域の皆さんや関係機関、多くの方々の支えによって育まれています。

田沢湖の自然と人々への感謝を忘れず、これからもカシス栽培を続けていきます。